「セネガルのライフスタイル」とセネガル全体を1つでくくるのは、難しいけれど、
共通していると思えることがある。
日が影って来る夕方以降のほうが、人々の行動が活発になることだ。
遅めの食事で、終われば、外で、友達とぺちゃくちゃおしゃべりしたり、家族をたずねたり・・・・・。
週末なら、ライブをやっているレストランへ行く。
音楽の種類もいろいろあるから、好きなアーチストがやっているレストラン行く。
基本的に「ライブ代」は、特に必要ない。 でも、おひねりを出すのは、ご自由に。
レストランにとっても、人気のアーチストを抱えていれば、それだけ、顧客が増える。
我が家は、「ナ・ウエリ」、プラー語で「美味しい」という意味のレストランがお気に入りだ。
ここのアーチストは、いわゆる、タムタム太鼓をバンバンたたくタイプの音楽でなくて、
コーランをバックに、女の人が歌ったり(この人の声がいいのだ〜)
ギターで弾き語りだったり、心のジ〜ンとくるタイプ。
夜9時ごろいっても、ライブが始るのは、早くて11時、それから明け方まで続く。
暑い国なら、共通しているかもしれない。 ブラジルで過ごしたときもそうだった。
勤務が終わると、いったん家に帰って、シャワーをして、着飾って、9時とか10時に食事に出かける。
昼の暑さでぐったりする分、夜の涼しさをエンジョイするのだ。
日本人のように、会社から直行して、すぐ食事なんて、あんまりないように思う。
日本の生活は本当に忙しい。 分刻みだ。
山手線でも、1分遅れただけで、「ご迷惑をおかけしました」アナウンス。
次々と後を追って電車が立て込んでいるから、その1分が大切なんだけど、それこそ
C'est pas grave.
1分ぐらいたいしたことないよ、のゆとりと許容を取り戻したいと思うけど・・・・。