セネガルは、ブラックアフリカの入り口と言われるほどヨーロッパに近い。
そのため、ヨーロッパ人との接触、交渉の歴史も、ブラック・アフリカの中では一番古く、15世紀までさかのぼる。
ポルトガルのエンリケ王子の送り出した艦隊が、1444年にセネガルの海岸にたどり着いた。
その後、何世紀もの間、セネガルの海岸地帯の要塞の地は、フランス、イギリス、オランダの間で
取ったり取られたりしてた。
19世紀の半ばにフランスの覇権が確立され、現在のセネガルの基礎となる行政組織、鉄道、道路が
整備されていった。 1960年にフランスから平和的に独立。
以後、1度も軍事クーデターがなく、政局的にも安定しており、アフリカをリードする国の1つとなっている。
そんなセネガルの負の史跡、ゴレ島。 悲しい奴隷貿易の船積み港だ。