命名式 ゲンテル (仏でle
bapteme、日でお七夜)へ行った。
いつも不思議なのだが、暑い気候なのに、
赤ちゃんは、いつも厚手の帽子をかぶり、
汗でダクダクにならないのかと思うほど、厚着をしている。
きょうのもう一人の主役、赤ちゃんの母は、美容院でおめかし。
綺麗に着飾って、大体お昼頃、戻ってくる。
きょうのお母さんは、とてもきれいな人で、背も高いから、私は、ボリューム負け。
大勢の人が尋ねてくるので、外にテントも張り、いすを出す。
スタジオから呼んだカメラマンもいる。
お昼ごはんができるのは、大体3時過ぎ。
だから、11時ごろ、ラールで軽く腹ごしらえ。
と、そこへ、我が坊ちゃまの名、
レイティの名前をいただいた叔父、Dubo Leity Kaが
到着した。
みんな、いそいそと、部屋に集っていく。
このレイティは、前回の大統領選に出馬して、
惜しくも現大統領に敗れてたが、
今も重要なポストの大臣だ。
← 2人の「レイティ」
ちょっとした政治的な集会の始まりだ。
この叔父が普通の声で話したことを、大きな声で、皆に聞こえるように言いなおす人がいる。
また、大きな声がでない聴衆が質問する時も、同じ役目をする。
「人マイク」である。
この人は、プラー語からウォルフ語へ通訳したりもする。
プラーもウォルフも???なわたしでも、一応かしこまって話を聞いている。
「話」というより、「音」といったほうが正解かも。
Dubo Leity
Kaは、話し終わると、会場の皆に挨拶してすぐ立ち去った。
もちろん、ここの家族と近い間がらであるからの訪問だが、
ここでも、政治家の冠婚葬祭への顔出しは、重要な仕事の一部のようである。
(日記と重なっています。ご了承ください)